マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドのコンディションについて言及した。10日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。
　ここまで20試合を消化したリーグ戦で10勝4分6敗を記録し、勝ち点「34」の6位につけているマンチェスター・シティ。今季は10月下旬より急激に成績を落とし始めていた同クラブだったが、4日に行われたウェストハム戦での勝利により約2カ月ぶりの連勝を飾った。復活の兆しを見せる王者を牽引するのは、公式戦2試合連続ゴール中のハーランド。先月には4試合無得点と苦しんでいたものの、現在は本来のパフォーマンスを発揮して攻撃陣を支えている。
　そんななか、サルフォード・シティ（4部）とのFAカップ3回戦を前日に控えたグアルディオラ監督がハーランドのコンディションについて言及し、「アーリングはここに来る前の年、つまりすでに3、4年前からドルトムントで問題を抱えていた」と告白。続けて、「ここに加入してから一時期を除いてはケガもなく安定している。トレブルを達成した年は素晴らしかった。昨シーズンはゴールを決めたが、少し苦しんだ。今シーズンは信じられないほど集中している。集中しながら健康であることを目標にすれば、常に完璧だ」と信頼を口にした。
　また、「私たちの理学療法士が彼のケアを本当によくしてくれている」と“怪物”のコンディション維持におけるスタッフの貢献を強調。「彼はここで多くの時間を過ごしているから準備はできている。このような状況では予想以上に彼を起用することになるが、彼はうまくこなしている」と14試合連続で先発出場中のストライカーを労っている。