第440回 toto|J1第5節/J2第5節


2010/04/01 17:34


 今節、首位に立つ鹿島はドローの可能性も視野に入れました。既に何度も述べているように鹿島の組織力と完成度が高いことは間違いありませんが、一方の仙台を軽視することもできません。前節は強豪のG大阪とドロー、開幕から粘り強い戦いを見せ、現在2勝1分け1敗の5位と好位置をキープしており、J2から昇格したばかりの選手たちは「J1でもやれる」と自信を深めているはずです。得意のホームという点も考慮すれば、仙台が鹿島から勝ち点1を得る可能性は十分と言えるでしょう。
 注目の多摩川クラシコはF東京の「2」が本命です。F東京は平山、赤嶺の2トップを起点に、石川や中村らがサイドを活用するというサッカーが徹底されています。選手全員が“人もボールも動くサッカー”をしっかりと意識しており、戦術の浸透度で川崎を上回っていることは間違いないでしょう。一方の川崎は決して状態が良くありません。前節の清水戦を取材してきましたが、攻守に連係を欠く場面が意外に目立ちました。特に攻撃は連動した動きが不足、レナチーニョや鄭が単独で勝負せざるを得ないシーンが多く、正直、現在のチーム状態は厳しいかなという印象です。とは言え、今節はクラブの意地と意地がぶつかるダービーということで何が起こるか分からない。ということで「1」もマークしておくことにします。


 mini toto-A組の3位横浜Mvs2位清水の上位決戦はダブルで対応していますが、本命は清水の「2」です。前節、取材してきた時に感じたのは清水は間違いなく伸二が攻撃の軸となっていること。彼はもちろん、兵働、藤本、岡崎といった選手も攻撃にアクセントを付けているし、僕自身は清水の快勝もあり得るのでは、と読んでいます。何より試合中に伸二が笑顔を見せているのは要注目。あれだけの才能を持つ選手が楽しんでプレーできているのですから、かなり信頼して良いのではないでしょうか。もっとも、横浜Mもセットプレーを含む俊輔の正確無比なパスからの一発がある。久々に代表に招集された栗原や山瀬のモチベーションも高いでしょうし、勝利の可能性は捨てきれませんでした。
 mini toto-B組に関しては、totoでは「1」の一点勝負に出た浦和vs湘南で「0」を追加します。ポゼッションを重視する浦和のサッカーに湘南の堅守速攻がはまる可能性は決して低くはない。戦力の差を見ると「2」をマークする勇気は起こりませんでしたが、前節初勝利を挙げた湘南が勝ち点1を得る展開は視野に入れておくべきでしょう。


 C大阪vs京都は「0」はないと判断しました。C大阪は昨季J2屈指の攻撃力を擁したチームで、前節ようやく香川がゴールを挙げた点は見逃せません。一方の京都はディエゴが3戦連続ゴール、コンビを組む柳沢も好調で、僕自身、京都は「2」を本命視しています。
 横浜Mvs清水に関してはともに「0」の可能性は十分ですね。4試合を終えて、清水は1失点、横浜Mは2失点とディフェンス面が安定しています。スコアレスドローも検討する一方、清水は「2」もあり得ると判断しています。mini toto予想で述べたとおり、今の清水の攻撃は機能している。前節の川崎戦もあとは決めるだけという場面が少なくありませんでしたし、伸二を軸とした攻撃がはまれば複数得点は十分にあり得るでしょう。
 新潟vs大宮に関しては……直感というか、どちらも攻守にいま一つという点に着目しました。完封もなければ複数得点もないと見て「1」のシングルで勝負します。