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岩本義弘の的中率勝負
【岩本義弘(いわもと・よしひろ)】初代totoONE編集長。2001年の創刊から2年連続で、toto関連メディア予想ランキング(スポナビ企画)の的中率ナンバーワンの座に君臨。現在は『Jリーグサッカーキング』の編集長などを務める。また、スカパー!のサッカー中継では、セリエAやスコットランドリーグ(セルティック戦)の解説を担当。twitterアカウントは@ganpapa

第480回 toto|J1第30節/J2第34節

唯一の鉄板は清水vs湘南の「1」
浦和vs京都は番狂わせが起きる可能性も

2010年11月11日

 今節はいわゆる“鉄板カード”が見当たらない。シングルに選択した7カードは、川崎vs鹿島の「2」、清水vs湘南の「1」、名古屋vs大宮の「1」、栃木vs甲府の「2」、北九州vs愛媛の「2」、G大阪vs広島の「1」、水戸vs札幌の「0」だが、どのカードも“鉄板”かと言われると自信がない。

 その中で、あえて挙げるならば、清水vs湘南の「1」か。最下位の湘南は現在勝ち点16で、残留ラインの15位・F東京(勝ち点29)との勝ち点は13ポイント。残りは5試合のため、たとえ次戦で勝ったとしても、15位のF東京もしくは16位の神戸(勝ち点29)が勝てば、その時点で降格が決定するという、絶体絶命の状況だ。

 崖っぷちの状況で、リーグ戦では16試合連続勝利がない(4分け12敗)ことを踏まえると、勝ち点獲得の可能性すらままならない。対する清水も、ここにきてF東京、C大阪に連敗と、決して状態は良くないが、まだACL出場権の可能性も残っていることを考えると、清水が相当優位なのは間違いないだろう。

 A組は前述の理由で、清水vs湘南の「1」をシングルマーク。4位・川崎vs2位・鹿島は、順位、実力ともに拮抗しているため、トリプルを選択することも考えたが、2位・鹿島にとっては、優勝の可能性をつなぐことだけを考慮すれば、勝ち点3以外は意味がないカードと言える。つまり、失点した場合は、必然的に、リスクを冒して捨て身の攻撃に出る可能性が高いだけに、引き分けは外し、「1」&「2」をマークした。

 B組は、かなり迷った末に、北九州vs愛媛の「2」をシングルマーク。18位・富山との勝ち点は8ポイントと、最下位でシーズンを終えることが濃厚になってきた北九州。対する11位・愛媛(勝ち点41)は、最近5試合負けなし(2勝3分け)と、ここにきて調子を上げてきている。アウェイとはいえ、愛媛が順当に勝ち点3を取る可能性は高い。

 名古屋vs大宮は、totoでは「1」を選択したが、優勝を意識せざるを得ない名古屋が、残留力のある大宮に苦しむ展開もあると見て、「0」もマークしておきたい。

 浦和vs京都は、浦和の「1」&「2」、京都の「0」&「2」をマーク。湘南同様、次節でF東京と神戸が勝利してしまうと、たとえ勝ち点3を得ても、降格が決定してしまう状況の京都。通常ならば、浦和の勝利は間違いなさそうだが、一方の浦和も、相当マズい状況なのだ。

 第19節から8試合負けなし(5勝3分け)と、一時はACL出場権も狙える位置まで浮上した浦和だったが、その後の3連敗で、現在10位と、上も下もない中途半端なポジションに甘んじてしまっている。加えて、フィンケ監督の去就についても微妙な状況になっており、チームは一枚岩とはとても言えない状況だ。どんな結果になっても不思議ではない。

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