
第479回 toto|J1第29節/J2第33節
ナビスコ杯のファイナリストは心身に不安あり
4連覇に向けて後のない鹿島は勝利一本

3日にナビスコカップ決勝を戦った磐田と広島は他のチームと比べてタイトなスケジュールを強いられる上に、タイトルを獲得した磐田には何らかの達成感、敗れた広島には失望感というメンタル面のダメージも予想されます。ホームに前節、鹿島から勝利を挙げた新潟を迎える磐田には敗戦も視野に、広島vs浦和の一戦は「0」と「2」をマークしました。
そして今節、最大の注目カードとなる鹿島vs名古屋の首位決戦は鹿島の勝利一本で勝負します。2005年に1シーズン制へと移行して以来、優勝チームが決まるのは常に最終節。この"定説"が繰り返されるかは、かなり微妙なポイント差(11)となっていますが、4連覇に向けて勝利が最低条件の鹿島が奮起するのではないかと。5月の対戦では鹿島が4-1で勝利。ここは王者の意地に期待を懸けます。
鹿島と同様、名古屋と11ポイント差のG大阪は敵地でF東京と対戦。F東京がホームで負け越し、G大阪がアウェイで勝ち越しているデータも踏まえ、このカードは「0」と「2」を押さえました。

過去のホーム戦で横浜Mに1勝7敗と大きく負け越している湘南は、第13節の京都戦を最後に勝利がありません。持ち前の堅守が健在の上、横浜は中澤の復帰も有力。アウェイとはいえ、ここは「2」のシングルで間違いないでしょう。
前節、F東京に1-2で敗れ、優勝争いから脱落した清水は、長谷川監督の今季限りでの退団が決定。伊東や市川、ヨンセンらも今季限りでクラブを去ることとなり、チーム内に"終戦ムード"が漂いつつある印象を受けます。

今季、無得点試合がともに11回、1得点に終わった試合が大宮10回、山形13回という一戦はロースコアの展開が濃厚。互いに少ないチャンスをものにすべく、カウンターに勝機を見いだすのではないでしょうか。
川崎はジュニーニョの出場こそ微妙ですが、稲本、森の復帰で戦力に計算が立ちますし、ホームで大きく負け越している京都からしっかり勝ち点を奪うと思います。








